さサ しシ すス せセ そソ

さかき(さかき)
百目から身を守るために、メフィストが張った四方の枠の角に使われた植物。メフィスト自身はしめなわと併用して頭にもそれをつけていた。霊波をいくらか遮る力がある。(マ)
殺人自動車(さつじんじどうしゃ)
ゴーストカーに操られた自動車。人間を轢き殺す事を目的として動く。無人自動車であるために警察も手が出せず、夜の街は無人になった。車であるため、タイヤをパンクさせられると動けなくなる。(新)
サマリン(さまりん)
魔女。メフィスト老の妻であり、メフィスト2世の母親。東嶽大帝に捕らわれ、長い間行方不明になっていた。日本魔法のルーツ魔天道の祖であり、それを守っているミコの遠い先祖でもある。(新)
サンシャインビル(さんしゃいんびる)
不吉虫に齧られたビル。最終的にどうなったか描写はされていないが、情報屋の『やつら(不吉虫) 水族館だけのこして行っちゃったぜ?』という台詞があることから、ほぼ食べつくされてしまったのだと思われる。(新)
しめなわ(しめなわ)
百目から身を守るために、メフィストが張った四方の枠に使われた縄のこと。メフィスト自身はさかきと併用して頭にもそれを巻いていた。霊波をいくらか遮る力がある。(マ)
シャレコウベ男爵(しゃれこうべだんしゃく)
ファウスト博士の友人で、魔壊砲の所有者。東嶽大帝たちを退治するための研究に一生を捧げ、ために幾度も攻撃にさらされて、体中に傷を負う。屋敷を迷路のように改造する趣味を持つが、おそらくは追手を惑わすための自衛手段であろう。自らの死が近い事を感じ、秘密兵器魔壊砲を悪魔くんに託して亡くなった。(新)
水素ボンベ(すいそぼんべ)
結果的にビチゴン退治の最終兵器となったもの。メフィストが使用。(マ)
西洋館(せいようかん)
いつごろからか湖畔に建っていた。村には、「この館にはいると消える」という伝説がある。
実は、家全体が妖怪。百目の子によって「まぼろしの館」と名付けられた。(マ)
世界金持ち連盟(せかいかねもちれんめい)
パコダがメフィストと契約するために騙ったスポンサーの名。(マ)
瀬戸の火車(せとのひぐるま)
二万年前に地球に来た月人が乗っていたロケット。メフィストによって破壊された。(マ)
出演料(しゅつえんりょう)
メフィストが悪魔くんに「ただだと思ってつまらんことでも呼び出す」と要請した。額は百円。悪魔くんには「それならずっと出てればいいじゃないか」と返された。その後の呼び出しで、払われたのかどうかは定かではない。ちなみに、昭和42年当時は、かけそばがおよそ六十円である。(マ)
ソロモン玉(そろもんだま)
ソロモンの笛に繋がる首飾りの玉。ただの飾りではなく、地に投げつけて割ると波紋が広がって魔法陣を形作る。悪魔くんが使徒を緊急に呼び出したい時に使用。(新)
ソロモンの笛(そろもんのふえ)
悪魔にいう事をきかせるための笛。ファウスト博士から悪魔くんに託される。しかし、悪魔くんだけが吹けるというわけではなく、他の人間も悪魔も吹くことが出来る。形状は横笛型とオカリナ型の二種類があり、貸本版・千年王国版・世紀末大戦版・ノストラダムス大予言版では横笛型。最新版はオカリナ型。少年マガジン版では第一話のみ横笛型であり、第二話からオカリナ型に変化しているが、そのことに誰も言及しない。また、少年マガジン版のソロモンの笛には、ファウスト博士の霊が宿っている。最新版では笛は二つ存在し、普段はオカリナ型を使用しているが、横笛型が「古式ソロモンの笛」として登場する。(貸)(千)(マ)(新)(世)(ノ)

……続く

        
(執筆及び編集中)



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