あとがき


『玻璃のような』の少し後くらいの話です。
本編でこの二人を書くのは久々だったので、ちょっと嬉しかったです。

相変わらず、場所の描写とかは少なくて申し訳ありません。一応設定はあるのですが、蛇足になるので削りました。そのうち生かせればいいなと思っていますが…どうなることやら。

二人の会話は淡々としてますが、お互い根っ子に持っているものは深く強く。
『玻璃のような』とペアで頭に浮かんだSSですが、もしもこういった破滅が現実になりうるとして、おそらくダイが絶望する前に、ポップが人間に見切りをつけますね。となると自分をそこまで想ってくれるポップがいるから、ダイは絶望しなくて済みますが、やはりポップと戦う事になるんでしょうね。
そういう意味でも『不可能』なのです。ポップがダイを止めるという事は。
ポップが生きている限りは、ダイは父親のようにはならない―――私はそう思っています。

とりあえず、二人が仲良しだという事を書きたかったので、それが表現できていればいいなぁ。

ではまた次作品でお会いしましょうm(_ _)m



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