あとがき


有名になると、名前や肩書きが先行し、自分自身はどこへやら。
そんな経験は、有名になった事がないので管理人にはわかりませんが、
『これは自分のキャラじゃないな』
なんて、周りの「自分のイメージ」に行動を合わせた経験なら数知れず。です。

勇者のパーティーとして有名になってしまえば、マァムなんかはかなり悩むのではないかと思います。
『慈愛の使徒』とか言われてますけど、原作読んでて山ノ内の感想としては「慈愛? どこが?」でした。三条先生、ごめんなさい。
山ノ内が読む限り、彼女は普通に優しい女の子。男勝りな面も持ちつつ、それでも包容力のある優しさが魅力の人です。
原作後半で、武闘家としてではなく恋愛や慈愛なんて方面ばかりが強調されてしまい、ちょっと可哀相でした。

「『慈愛の使徒』としか見てくれない人々」から呼ばれる名前と、「自分を知ってる人」から呼ばれる名前には、明確な違いを見せるマァム。―――を書きたかったのです。が、書けておらず、一旦UPしたにも関わらず加筆修正することに。
結果、当初の目的は微妙に変化して、名前と称号の意味とか受け止め方に関しての、レオナのレクチャーになってしまいました。今ではこちらの方がしっくりきてるかなと思っています。

レオナとのお茶シーンだけでも良かったかもですが、やっぱりポップはね。恋人ですし(笑) うちはポプマサイトですから(言い切った!)

ここまで読んで下さり有難うございましたm(_ _)m



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